課題解決事例

完全に自然に還す生分解性骨壺の採用

課題

環境対応

課題

近年、自然回帰への志向の高まりを受け、樹木葬市場が急速に拡大しています。しかし、樹木葬を運営する寺院や霊園、およびそれらを支える仏具商社や墓石メーカーは、ある深刻な課題に直面していました。それは、従来の「生分解性」を謳う骨壺に対する不信感です。過去に流通した製品の中には、土中に埋葬しても長期間形が残ってしまうものが少なくなく、数年後の改葬や合祀の際に分解されていない骨壺が掘り出されるという事態が相次ぎました。これにより、多くの事業者が生分解性樹脂製品の採用に慎重になっていました。一方、消費者側には「遺骨を直接土に撒く『散骨』には抵抗があるが、最終的には自然に還したい」「四十九日や一周忌までは自宅で供養し、その後に埋葬したい」という繊細なニーズがあり、既存の陶器製骨壺や、分解の不確実な従来品では、これらの要望に十分応えきれないというジレンマを抱えていました。

当社の提案

そこで当社は、材質によって分解速度をコントロールできる「2系統の生分解性樹脂骨壺」を開発しました。この製品の最大の特徴は、従来の課題であった「分解の不確実性」を解消し、埋葬後の確実な土壌還元を実現した点にあります。さらに、一定期間は強度を保てる特性を活かし、安置期間は形を維持し、合祀墓へ移った段階で速やかに分解が始まるような運用設計を可能にしました。これにより、お寺や墓石メーカーは「埋葬したのに土に還らない」というトラブルのリスクを回避でき、自信を持って樹木葬プランを提供できるようになりました。また、自宅保管にも耐えうる意匠性と耐久性を備えているため、ペット葬儀社においても、手元供養から自然葬へスムーズに移行できる新しい供養の形として使用することが可能です。

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