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射出成形と押出成形の違いは何ですか?

射出成形とは、プラスチック成形の方法の1つで、溶融樹脂を金型内に流し込み、冷やし固めることにより成形を行う方法のことを指します。パソコンのキーボードや車のバンパー、プラスチック食器などに使用されています。射出成形の特徴は、1つの成形を行う際の時間のサイクルは比較的短く、また1回の成形で複数の工程を行うことも可能であるため、量産性に優れた加工方法であると言えます。しかし、反りやバリ、ヒケなどといった様々な加工トラブルや樹脂素材ごとの特徴などをコントロールして加工を行わなければならないといった難点もあります。一方の押出成形とは、溶融樹脂を金型から押し出し、空気や水で冷却し、連続的に樹脂を成形する方法です。他の樹脂成形と異なり、金型の内部で樹脂を冷却し固化させず、加熱シリンダーで樹脂を加熱し、金型の押出口から樹脂を通過させることにより、一定形状の成形を行います。押出成形で主に成形される製品としては、チューブやパイプなどの筒状のものや、包装用フィルムやスマートフォンなどの液晶保護フィルムなどが挙げられます。複雑な形状の成形を行うことには適していませんが、棒状、筒状、シート状などの簡易的な形状の成形を行うことに適しています。また、これらの形状の成形品を連続的に安定して行うことにも適しています。

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